2009年の第2戦は、おなじみのマレーシア「セパンサーキット」。
今年は、予選・決勝の時刻がヨーロッパに合わせて夕方になり、この地方特有のスコールが心配される中での開催。
幸い、土曜日の予選は黒い雲は見えるものの、最後まで雨が降ることなく終わった。
ポールは前回に引き続きブラウンGPのバトン。
2番手はベッテルが入ったが、ペナルティのために決勝グリッドでは下位に下がることに・・・。
これはちょっとかわいそう・・・
このこともあり、トヨタの2台が2番手・3番手からのスタートとなる。
そして日曜日の決勝。
スタート時、まだ雨は降っていないものの、各チームは近いうちに大雨が来ることを予想。
そしてスタート。
フロントローの2台がスタート失敗。
1週目トップに立ったのは、ウィリアムズのロズベルグ。
一時は大きく順位を落としたバトンは、その後他車をパスしながら順位をひたひたと上げていく。
そして、燃料を軽めでスタートした人たちは1回目のピット。
そこでフェラーリのライコネンがまさかの
深溝ウェットタイヤに交換!
もちろん、まだ雨は降っていない。これはないはwww
雨がすぐ降ると予想してのことだろうけど、これは無謀すぎ。5位走行中だったのに、そんな大ギャンブルをする必要はまったくないのに・・・・
そしてその数週後、雨が落ちてきた。
(もちろん、その頃にはライコネンのタイヤは使い物にならない状態に磨耗)
各車、ぞくぞくとピットに入り、タイヤ交換。ほぼすべてのマシンは深溝ウェット。
しかし、浅溝の「インターミディエイト」タイヤのほうが圧倒的にタイムが上。
数週したら、深溝をはいた人たちは再びピットに行き浅溝へ。
そんな中、遂に大粒の雨が・・・・
ここでまたしても深溝に変える車もあった。
しかし、深溝にしても走れるような雨量ではない。
各コーナーでスピン・コースアウトが相次ぎ、セーフティーカー導入。
しかし、F1マシンはセーフティーカーのスピードにすら付いていくことが不可能な状態に。
ということで、
赤旗中断。
その後、50分くらいの中断があったが、日没の時間が迫っていることもあり、そのままレース終了ということになった。
結果は・・・
- >J.バトン(ブラウンGP)
- N.ハイドフェルド(BMW)
- T.グロック(トヨタ)>
ただし、レースが75%に満たない距離で終了したため、ハーフポイントレースということに・・・
まああれだ。
レース時間は見直したほうがいいな・・・
これじゃあ、レースになんない。ほどほどの雨だったら、波乱の展開が期待されて面白いかもしれないけど、ここまで大雨だと大問題だ。
トヨタは、今回も3位・4位ということで、前回と同じ順位。(ドライバーは逆だけど)
特に、グロックのタイヤ選択はカンペキだったと思う。
一時的には1位を走行していただけにもったいないかんじだけど、今後に期待できる。
中島カズキは、ずっとピケに抑えられていて、ほとんど活躍する場面がなかった・・・
まあ、まずは予選でQ3進出かな。
次戦は中国GP
ロングストレートでKERSの力が爆発するのか!?
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