2009年度の第3戦は、今まで秋に開催されていた中国「上海サーキット」での開催。
土曜日の予選では、ブラウンGPを押さえルノーのアロンソ、レッドブルの2台がトップ3という予選。
しかし、このトップ3は燃料搭載量が非常に少なく、逆にブラウンはたっぷりと積んでいた。
そして日曜日の決勝。
まさかの雨。(またかよ・・・)
そろそろ、スタートからゴールまで普通のレースが見れると思っていたのに、今回はSCスタート。
今年は、本当に色々と波乱ばっかりある・・・
SC先導中に、トップ10の中ではアロンソとロズベルグがピットイン。これは、燃料が少なかったので仕方が無い。
そのすぐ後、レースはスタート。
ブラウンGPがピット等でどうせ逆転するだろうと思っていたら、意外にもレッドブルの2台はハイペースで突き放していく。特に、ベッテルは異次元のスピード。ピットではトップを明け渡さず、その後も快調に飛ばし、そのまま自身2度目のトップチェッカー。
ブラウンGPのバトン、バリチェロはレッドブルのペースにはついていけなかったが、3・4位でフィニッシュした。
ということで、結果はこんなかんじ。
- S.ベッテル(レッドブル)
- M.ウェバー(レッドブル)
- J.バトン(ブラウンGP)
今回は、雨ということで、レッドブルの車がコンディションに合っていたんだろうけど、ベッテルの走りは本当に凄かった。
ベッテルは、この先チャンピオンを争っていくドライバーになるだろう。
まさに、シューマッハの後継者になれる人材だと思う。
そして、今回のウェットレースで輝いていたのは、ベッテルの他にもう1人。
その名はA.スーティル。
非力なマシンながら、一時は6位を走行。
「雨のスーティル」と呼ばれることだけはある。最終的にはマシンのコントロールを失い、リタイアしてしまったが、これは賞賛に値することだと思う。
そして不調のフェラーリさん。
今回も2台そろってノーポイント。
今回のレース、スーティルがあのままポイント獲得していたら、フェラーリのみポイントなしという屈辱的な状態になるところだった。
マクラーレンは復調してきているんだから、次は頼みますよ・・・・
次戦は、砂漠の中のGP。「バーレーンGP」
さて、そろそろ普通のレースを見てみたい。
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