今回は、開催5年目となるトルコ「イスタンブールパーク・サーキット」。
大きく回りこむ「ターン8」が名物コーナー。
このサーキットは直線区間も比較的長いので、KERSが有効という見方が多かったが、結局は前戦同様フェラーリとマクラーレンの2チームのみ搭載してきた。
注目の予選では、全セッショントップタイムでベッテルが今期2度目のポールポジションを獲得した。
今まで、優勝を逃したのは1回のみというブラウンGPのバトンはしっかりと2番手につけた。
そして、日曜日の決勝。
スタートでは、ベッテルがトップと死守。
3番手スタートのバリチェロは、開幕戦のようにスタートで大きく後退してしまう。
毎年、このコースの1コーナーでは混乱があるが、今回は大きな混乱は起こらなかった。
しかし、1週目の10コーナーでベッテルがコースオフ。
その隙を見て、バトンが簡単にトップに浮上した。
その後は、いつもの通り・・・・。
ベッテルは、3ストップ作戦に出るも、結局はチームメイトにも先を行かれてしまう。
バトンは非常に楽な展開となったが、チームメイトのバリチェロは後方で苦しい展開になり、その後はトラブルで今期初のリタイアとなってしまった。
ウィリアムズの中島カズキは、終始良いレースをしたが、2回目のピットストップで大幅にタイムロスをしてしまい、初入賞を逃してしまった。
7番手はいけたのになぁ・・・・
ということで、結果。
- J.バトン(ブラウンGP)
- M.ウェバー(レッドブル)
- S.ベッテル(レッドブル)
またしても、ブラウンを止めることはだれも出来なかった・・・・。
しかし、レース展開としてはなかなか楽しめた。
ここは抜けるコースだし、バリチェロが後方から追い上げてくれたりしたので、なかなか見ごたえがあった。
次は、絶好調バトンのホームレース、イギリスGP。
コースはもちろん、伝統の「シルバーストーンサーキット」。
高速コーナーが多くあり、F1マシンのコーナリングは迫力満点だが、抜きどころが少ないのでいつも単調になりがちだが、今年はどんなレースになるのだろうか
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