今回は、ブラジルGP。
最近は、いつもチャンピオン決定の地となっていて、去年のレースもとても印象的だった。
そして、日本人の小林可夢偉がグロックの代役としてレースに出ることが発表された。
早速予選。
前回の鈴鹿で「いつもより30分も長い予選で大変だった」といったが、今回はその比ではなかった・・・
なんと2時間40分!!
今回は、雨がたくさん降ったため、コンディションが酷かったこともあった。
そして、ギリギリまだチャンピオンの可能性が残っているベッテルがまさかのQ1落ち!!
これで、チャンピオンになるのは非常に困難になってしまった
また、ランキングトップのバトンもQ2で脱落。
そんな中、ランキング2位につけ、地元ブラジルのバリチェロがPPを獲得。
唯一、チャンピオン争いをしているドライバーでTOP10に入ることができた。
日本人では、中嶋が9位、初参戦の小林が11位となり、なかなかの結果を残した。
そして決勝。
この日は予選日と変わり、天気は晴れ。ドライコンディションでのレースとなった。
序盤の見所は、バトンと小林のバトル。
バトンは何度か1コーナーで並びかけるも、小林は巧みに抑えている。
最終的にはオーバーテイクされるが、とても見ごたえのあるバトルであった。
しかし、ピットストップ後になんと中嶋と接触。
中嶋はそのままタイヤバリアに接触し、リタイアしてしまう。
予選トップのバリチェロだが、ドライの決勝では思うようにペースが上がらず、順位を下げてしまう。
そして2番手スタートのウェバーがトップを独走していく。
バリチェロはその後、タイヤがパンクしてしまい、さらに順位を下げた。
ベッテルはなんとか順位を上げていくも、優勝には遠かった。
そしてチェッカー。
- M.ウェバー(レッドブル)
- R.クビサ(BMWザウバー)
- L.ハミルトン(マクラーレン)
また、ランキングトップのバトンが5位に入賞したため、これで年間チャンピオンが決定。
バトンにとっては、参戦9年目にして、悲願の年間王座に輝いた。
さらに、チームタイトルもブラウンGPが参戦1年目でチャンピオン獲得。
ロス・ブラウンはまたひとつ偉業を成し遂げた。
次は、最終戦アブダビGP。
初開催となるサーキットで、ドライバー、チームはどんな1年の締めくくりをしてくれるのか?!
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